サーファーならきっと耳にした事のあるサーフポイント『アルガンベイ』。
スリランカの東海岸に位置し5月から9月の間にサーフシーズンが到来。
レギュラーの波をとんでもなく長く乗れるそうです。
スーパーレギュラーを夢見て多くのサーファーが空港からの長い道のりを乗り越えてやってきます。
最近、私の身近にいる1人のサーファーがオンシーズンのアルガンベイを目指したサーフトリップに
出たので色々と聞いてみました。
スリランカ・アルガンベイを目指し旅したサーファーに10個質問してみた。
質問その1:何故スリランカに行こうと思ったのか?
自分のお気に入りのサーフポイント(海外)のローカルサーファーがオンシーズンのアルガンベイは
オーストラリアのサーフタウンであるヌーサの波に匹敵する、もしくはそれ以上に最高だよ!
と言っていたのが話題に上がり、居ても立っても居られずすぐに航空券を予約しました。
シーズンを考えて出発は3ヶ月後。
スリランカの物価が安いというのも学生である自分にとってはかなり魅力を感じました。
質問その2:日本からアルガンベイまでの道のりは?
日本からは成田空港からスリランカのコロンボ空港まで直行便が週に4回飛んでいます。
約9時間のフライトです。
空港からはアルガンベイ行きの夜行バスを使用し、現地まで約8時間バスに揺られました。
仲間と行ける場合はホテルからの送迎を頼め、4人まで割り勘できるそう。
その場合大体の相場がアメリカドルで120ドル。それをスリランカルピーに換算したレートで支払います。
質問その3:目的地に着いてからはどんな風に一日を過ごしましたか?
朝が早ければ早いほどサーファーが少ないので早朝からしっかり動きました。
休憩できるスペースや飲み物、お菓子などが購入できる売店が各ポイントにあったので安心。
嬉しい事に波がずっとしっかりあったので休憩を取ってはサーフィン。とにかくその繰り返しでした。
一日のうちで色んなポイントに移動するのも楽しいと思います。
質問その4:実際にサーフィンをしたポイントは??波はどうだった?
まずはアルガンベイメインポイント。一番うねりを受けサイズがありました。
そしてローカルからの情報を頼りにトゥクトゥクを使い
ジャングルの中を走り野生の猿や牛がいる中、足場の悪い道を数分歩くと見えてくる
エレファントロック、ウィスキーポイントに行き
ウィスキーポイントで友達ができたので3日間はそこでサーフィンしました。
全てのポイントがメローで数百メートルのロングライドを可能にしてくれる極上の波ばかり。
波質がとにかく最高です!
質問その5:ローカルに人達はどうだった?コミュケーションできましたか?
歩いていたり、ビールを飲みながら休憩しているとローカルの人達が沢山話しかけてくれます。
びっくりするほど優しく親切なのではじめは騙されているんじゃないかと思うほど。
でもそんな心配は無用でした。ただただ楽しんでもらいたい、助けてあげたいという様子で
サーフポイントも教えてくれたりとにかくハッピーなビーチボーイも沢山。
出会う人出会う人大体の人の人柄がよかったです。
質問その6:旅をしている中で大変だった事はありますか?
大変だと思ったのは空港からの夜行バスでの長時間移動です。
バスの中がかなり狭くその中で押し込まれるように人がギュウギュウで
深夜走るバスなのに車内ではよくわからないスリランカの音楽がすごい音量で流れ続けるので
ヘッドフォンなしでは眠れませんでした。
なのでやはり複数人で行ってホテルからの送迎を頼むのがいいなと思いました。
質問その7:来て良かった!!!と思った瞬間を教えてください。
それはやっぱり海に入った瞬間です。
最高の波と沖から見える大自然の景色は全ての苦労を忘れさせてくれました。
海に入っているローカルサーファーをはじめ同じように旅しているビジターも全員優しく
波を譲り合い国を越えてハッピーマインドで繋がれたような気持ちになれました。
質問その8:アルガンベイは初心者でも楽しめそうですか?
実際に現地で会った日本人は1組だけでしたが、アルガンベイではボードレンタルやスクールが
充実しているので、沢山の初心者が海に入りサーフィンを楽しんでいましたよ。
とにかく波がいいのとそんなに混雑もしていないので
初心者の方もかなり楽しめスキルアップできると思います。
質問その9:準備しておいて良かったと思うアイテムは??
定番にはなりますが自分の肌に合った日焼け止めは忘れずに!!
日差しが強いです。
あとはホテルのベッドでダニに噛まれる事があるのと、蚊も多いので虫除け、かゆみ止めも必須です。
仲良くなったトゥクトゥクドライバーと携帯番号を交換すれば気軽に送迎を頼めたりするので
空港で電話番号つきのSIMカードを購入するのもオススメです。
質問その10:あなたにとってサーフトリップの醍醐味はなんですか?
自分にとってサーフトリップの醍醐味はストレスフリーに探求が出来るところです。
同じバイブスを持った人たちと国や人種を問わず波遊びを楽しみ、さらなる楽しさを求める人達と
出会う事で刺激になり、彼らのサーフィンを見ているだけでもワクワクして勉強になります。
そして波だけではなく街の雰囲気やそこに生えている植物、ローカルフード
そしてどんな人が住んでいるのか、そんな事を一つ一つ観察しながら旅をするのも好きです。
いい波にはいい人が集まる。日本にももちろん素晴らしい場所は沢山ありますが
日本とは違う別の文化や波を探求しに行く事はかなりオススメです。
まとめ
いい波に出逢えると聞くと居ても立っても居られないのがサーファー。
それが国内でも国外でも自分の足で行き、自分の体で感じないと何もわかりません。
サーフトリップを行く前と行った後では全然感覚が違います。
スリランカ。また一つ行きたい場所が増えましたね♬