すっかり夏が終わり気持ちいい風が過ごしやすいような、どこか寂しいような。
今年の夏のサーフィンを振り返りながら夜風にあたる。秋ですね。
食欲の秋、芸術の秋など色々ありますが今回は読書の秋!という事で
初心者サーファーから上級者サーファーまで楽しめる本を5冊厳選してご紹介したいと思います。
目次
読書の秋!!オススメのサーフィン本5選をご紹介。
オススメサーフィン本その①:社員をサーフィンに行かせようーパタゴニア経営のすべて
アウトドアブランドとして地球環境問題に対する取り組みに力を入れている『パタゴニア』。
著者である創業者イヴォン・シュイナードはカリフォルニア州ベンチュラ在住。
サーフィン、カヤック、フィッシングなど様々なアウトドアアクティビティを楽しみ独自の経営論を
持っています。
他に類を見ない“型破りな経営”をいかに進めてきたか。破天荒でもあり真面目でもある彼のメッセージが込められた一冊。
上記の新版では10年間のパタゴニアの歩みが追加され、迫力のあるアウトドア写真が140点カラーで掲載され見応え十分。
その中で
『サーフィンというのは何月何日の何時からと予定できないスポーツである。
天候次第、波次第だから、いい波が来たらすぐに飛び出すことが大事なのだ。
だから仕事中であっても波が来たらサーフィンに行ってもいい。
これが全社の非公式ルールである』という言葉があります。
いつでもサーフィンにいけばいい。その言葉には
それくらいの情熱がある社員に来て欲しい。
いつでもサーフィンに行ける状態に仕事を進めておけるような状況を作って欲しいという
思いが込められている事がわかります。自分自身の趣味と仕事のリンクが直接的であり、刺激的。
サーファーだけではなく経営者の方にも読んでいただきたい本です。
オススメサーフィン本その②:サーファーへ 100の言葉
なぜ我々は波に乗るのだろうか?
それはもちろん楽しいからであり、気持ちいいからだろう。
けれどもサーファー同士が交わすあいさつに“キープ・サーフィン”という言葉があるように
ただ単純に「楽しい」だけや「気持ちいい」だけではなく、辛いことや面倒な側面も
サーフィンにはあって、そのため海から遠ざかってしまう人が少なくないのも事実である。
またサーフィンは波が無くては始まらない。
いい波に乗ろうと思えば自然のリズムに寄り添わなければならず、決して自分の都合には合わせてはくれないものだ。
サーフィンには自分の思い通りにならないこともある。それはとても人生に似ている。
本書「サーファーへ 100の言葉」はサーフィンに傾倒するサーファー達が口にした波乗りと人生に“効く”言葉を厳選して一冊にまとめている。
サーフィンに夢中になっている人も、海から遠ざかってしまった人も、はたまたサーフィンに興味がある人も、ぜひ手にとってほしい。
それらの言葉はあなたが波乗りという行為に対してどう立ち振る舞うべきかの思慮を深め、サーファーがどんなマインドを持った人達なのかを理解する一助になるに違いない。
「もし迷ったら、パドルアウトすればいい」とはレジェンドサーファーであるナット・ヤングの言葉だが、何かで立ち止まった時、思い悩んだ時、あなたの背中を優しく押してくれるサーファーならではのエールを、ぜひ本書から受け取って欲しい。 (サーフマガジン『NALU』より抜粋)
サーファーの独特の観点から出る言葉は自然と心に沁み、何気ない一言が自分にとって本当に大切なものとは何なのかをふと考えさせてくれるような本です。
オススメサーフィン本その③:Let's Start Surfing(レッツスタートサーフィン)
サーフマガジン『Blue.』から男性も女性も楽しめるサーフィン・スタートというテーマで出たムック本です。
日本を代表するスタイルマスター、瀬筒雄太さん&りょうべいさん夫婦が教えてくれる笑顔いっぱいのHOW TOを軸に
最初に揃えたいアイテム、知っておきたい知識やルール、ユニークな雑学、日本と世界のサーフマップ、家でもできるトレーニング&ヨガ、サーフスクールの選び方、ライフスタイルとしてのサーフィンなど
これ一冊あれば、サーフィンをスタートするために必要なイロハを学ぶことができます。
また『もう一度基本から学び直したい』というサーファーの皆さんにもおすすめですよ。(サーフマガジン『Blue.』より抜粋)
かなりわかりやすく馴染みやすいHOW TO本なので絶対目を通した方がいいと思います!!
オススメサーフィン本その④:海の気象がよくわかる本
サーフィンだけではなくマリンスポーツすべてに通ずる気象の辞書的本。
私は波の事や天気の事で気になる事があるとすぐに開きます。
ハワイ、カリフォルニア、オーストラリア、インドネシア、中南米、そして日本などの世界の波、
波の発生からうねりの伝わり方、海流、潮流
風が吹く理由や気圧、雷から身を守るすべ、天気図などわかりやすく載っています。
きっとサーフィンをはじめていなかったら一生興味を持たなかったであろう気象の事。
読んでみるとかなり面白いです。
オススメサーフィン本その⑤:サーフリアライゼーション
日本にも多くのファンを持つ『サーフィンの神様』ジェリー・ロペス。
彼の生い立ち、サーフィンを始めたきっかけ、大切な友人たち、旅の話……数々の成功と経験から得た教訓と、悟りの境地ともいえる理解を
『サーフィンの神様』自らが綴った自伝的著書です。(Amazonより抜粋)
真のレジェンドとされているヒーロー的ジェリーロペスは
大きい波に向かう姿には恐れを感じさせないイメージですが、本当は何度も死に直面し怖くて逃げ出したくなる時もあったそう。
しかしその事からさらに自分を見つめ直し深い深い精神論を生む事ができ、
どんな危機的状況でも必ず自分を見失わない心の強さを手に入れた様子などが巧みな文章で語られ
哲学的でありながらも難しくなくどんどん読み進めれます。
何度も読み返したくなり、サーフィンの情熱がさらに高まるような日々のヤル気スイッチがONになるような一冊。
まとめ
以上オススメのサーフィン本5選でした!!
サーフィンって本当に人生に通ずるものがあってかなり奥が深いスポーツだと思っています。
海との対話は自分との対話でもあります。
自然との向き合い方を学べて、日々の刺激になるような本を厳選しましたので
ちょっとした時間を使って是非チェックしてみてくださいね🎵