2018年まで開催されていたWSL主催のワールドロングボードチャンピオンシップイベントは
ショートボードやビッグウェイブイベントとは違い
台湾や中国で開催される単発のイベントでワールドチャンピオンを決めていました。
しかし2019年はロングボーダーたちが
より多くのイベントや新しい場所での大会で露出を増やす事で
現在の限られたスポンサーのサポートを拡大するチャンスを掴めるよう
WSLが新たな試みに踏み切りました。
果たしてその内容とは?
2019年のWSLワールドロングボードチャンピオンシップの新しい展開とは?
WSLワールドロングボードチャンピオンシップはこうなる!
(PIC:WSL)
先程も書いた通り
2018年まで開催されていたWSL主催のワールドロングボードチャンピオンシップイベントは
ショートボードやビッグウェイブイベントとは違い
台湾や中国で開催される単発のイベントでワールドチャンピオンを決めていました。
しかし2019年はロングボードツアーとして4つのイベントが組まれ
先日WSLがツアースケジュールを発表。
まずは2019年3月7日〜10日 ロングボードツアーヌーサ(オーストラリア)
最初の会場となるのは
オーストラリア・クイーンズランド州サンシャインコーストのヌーサヘッズ。
毎年3月老若男女様々なカテゴリーでサーフィンを楽しむ
『ヌーサ・フェスティバル・オブ・サーフィン』にWSLイベントが加わる形。
ツアー最初の会場には最高の場所ですね。
次に
2019年8月27日〜31日 ロングボードツアーガリシア(スペイン)
2019年9月6日〜12日 ロングボードツアーニューヨーク(アメリカ)
そして最後の舞台は
台湾オープンワールドロングボードチャンピオンシップ。(日付は現在未定)
大会の形式はヌーサ、ガリシア、ニューヨークの3イベントにて優勝した選手に
6,000ランキングポイント与えられ賞金はウィメンズ、メンズそれぞれ3万ドル。
3イベントの合計ポイントでトップ12に入った選手に
台湾オープンワールドロングボードチャンピオンシップの出場権が与えられ
見事台湾で優勝した選手には10,000ランキングポイントと賞金6万ドルが待っています。
ツアーディレクター、イベントの総監督にはデヴォン・ハワードが任命されました。
デヴォン・ハワードといえばロングボードマガジン誌の元編集者、
サーファーズジャーナルのエディターなどその他様々な肩書きを持ち
トーマス・キャンべルの名作『Sprout』や『Single-Fin Yellow』
『Expensive Porno Movie』や『One California Day」と
数多くのサーフムービーに出演やWSLのコンテストの参加経験、
バリ島でのロングボードコンペティション『Deus9ft & Single』では40歳で優勝経験と
サーフィンの圧倒的なスキルと経験、知識で大きな影響力を持つサーファーとして知られています。
今回の試みはロングボード史のアップデートとして重要な一歩であり
それにはサーフィンの歴史に影響を与え続ける
デヴォン・ハワードを迎える事が必要不可欠!!と
WSLのCEOソフィ・ゴルトシュミットは述べました。
2019年。
プロロングボードの世界の可能性が大きく広がる一年となりそうですね!!