以前「【これで迷わない!】ビギナー女子におすすめのボードの選び方。」でもご紹介した
初心者のファーストボードとしてオススメのソフトボード(またはスポンジボード)。
私もサーフィンスタートはソフトボードからでした。
今思うとソフトボードのおかげで波に乗る楽しさを早く覚える事ができたと思います!
とは言ってもソフトボードは初心者に限らず上級者も楽しめるアイテムでもあるので
本記事ではソフトボードの魅力を徹底的にご紹介いたします♩
目次
ソフトボードの特徴とメリット・デメリット
特徴
コーティングで固く仕上げている一般的なサーフボードとは違い
高密度ポリエチレンを使用し柔らかく仕上げたボードになります。
わかりやすく言うとビート板のような肌触り。
メリット
・浮力が抜群なのでパドルがしやすくどんな波でも乗りやすい。安定するおかげで初心者も立ちやすくサーフィンスクールで多く使われているのがうなづけます。
・安全面を考慮してボードも付属のフィンも柔らかく作られているので万が一自分や他の人に当たってもダメージが無いです。クッション性も高いので落としてしまっても一般的なサーフボードのように傷がついたりしません。初めてすぐに一般的なボードで痛い思いや怖い思いをしてしまうとできる事もできなくなってしまい腰が重くなる可能性があります。
・一般的なサーフボードに比べ価格帯もお手頃で買いやすい。
・子供も女性も男性も初心者からビギナーまで人によってそれぞれ色んな使い方ができるのでみんなで楽しめます。
・波に乗る感覚を早く覚えれるので上達が早い。
・デザインが可愛いものが多い。
デメリット
・スポンジ素材が水を吸うのでサーフィン後に裸のまま車の中に積んだり家の中に飾ると後から水が出てきてビショビショになってしまいます。
それを避ける為にはしばらく日陰で縦に置いて水を抜きましょう。
すぐに帰らないといけない場合は防水のボードケースを用意して車内での水漏れを防ぐことをオススメします。
車の上に積む方はそのままでもいいかもしれませんが縛った時のヒモのあとなどはついたままになってしまうのでやはりケースにいれた方がそういう心配も免れるかもしれません!
ソフトボードのデメリットはこれくらいしか浮かばないです・・・。
それぞれの楽しみ方
初心者の場合
やはり安心、安全、安定!なソフトボードからデビューするとサーフィンがより楽しいと思います!
最初の頃はボードの上に立って真っ直ぐ進むだけでも本当に嬉しくてそれを比較的簡単に叶えてくれるソフトボードはやみつきになります。
インサイドのショアブレイクでもボードの破損の心配をする事なく練習ができるので波をキャッチするという事を覚えやすいです。
力の弱い女子でも持ち運びやパドルが楽で苦になりません。
私は1年ほどソフトボードでサーフィンをしてから一般的な固いボードに切り替えましたが
ソフトボードで怖い思いをせず思い切り沢山練習できたのですぐに乗る事ができました。
お子様にサーフィンを教える時にもボードで怪我する事無く海を楽しめるので喜んでくれると思います。
上級者の場合
ハードコンディションでサイズのある波にチャージしたい人もソフトボードだと怪我をするリスクや万が一の時ボードをリペアしないといけないなどの心配がいらないのでより思い切ってサーフィンできます。
スイッチスタンスや友達とのタンデム、ボードの上で寝そべってみたりと
普段しないような事もチャレンジしてみて固いボードに応用するのもいいですね♩
最近ではフィンを取ってフィンレスサーフィンを極める上級者も。
フィンを取ってサーフィンって本当難しくて普段しているサーフィンとは全く違う動きになるので
初心に戻ったような気持ちになり新鮮で刺激的だそう。
ソフトボードでのフィンレスサーフィンは笑い転げちゃうくらい楽しいですよ!
オススメメーカー
多くのソフトボードのメーカーがデビューしている中で
個人的にデザインやプロモーションの仕方が好きなのがこの2ブランド。
88SURFBOARDS(エイティエイトサーフボード)
オーストラリアのバイロンベイにて生まれたブランド。
型破りで幅広いスタイルをプッシュしとにかくサーフィンを自由にみんなで楽しむというコンセプト。
シンプルなデザインに映える88のロゴが目を引きます。
もともとフィンをセッティングする所がないフィンレスサーフィン用のツルツルなモデルも。
センターにストリンガーも3本入っているのでソフトボード独特のたわみが無くしっかりサーフィンが楽しめます。
ワックスを塗らなくても滑りにくい仕上げですぐに海に入れます。
オンラインだとこちらで購入できますよ♩
CATCH SURF(キャッチサーフ)
ボディーボードを発明したTom Morey(トム・モーリー)によって創られたカリフォルニア発のソフトボード。
独自構造のストリンガー入りで一般的なサーフボードの持つ特性をうまく取り入れているので
上級者もパフォーマンスやボトムターンに物足りなさを感じずに楽しめます。
用途によって色んなモデルがあるのでチェックしてみてください♩
80年代をイメージしたキャッチーなデザインとカラーリングで持っているだけでテンションが上がります。
上の写真のようにボードにCATCH SURFオリジナルのスタンプを押してカスタムする事もできちゃいますよ!
サンフランシスコを代表するアーティストBarry McGee(バリー・マギー)とのコラボモデルも記憶に新しいですね。
色んなパフォーマンスを安心して自由にゆるく楽しめて
乗っている方も見ている方もみんな笑顔になるのがソフトボード最大の魅力ではないかと思います。
(PIC:Sasao Kazuyoshi)